『えきまちテラス長浜』

JR長浜駅から徒歩30秒という駅前にある商業施設。

こちらはスーパーの平和堂跡地に2017年に開業。

運営はえきまち長浜株式会社さんで、長浜市が筆頭株主となっている所謂第三セクターの施設です。

大型のチェーン店ではなく、地元の商店が多く出店されているようで長浜の観光協会のオフィスを含めると店舗数は24店舗。

カフェ、カレー、ラーメン、焼き鳥、居酒屋、スナック、中華など飲食店やエステやリラクゼーション、学習塾、保育園なども出店されています。

観光エリアである黒壁スクエアと長浜駅をつなぐ施設として、当初は月間4万人の利用を見込まれていたそうですが、思ったように売上が伸びず直営で運営していた「えきまちマルシェ」を2019年に閉店されたそうです。

その後、「えきまちテラスの再生に向けて」実施されたアンケートと公開ディスカッションなどを経て、”みんなの場所”、”誰もがチャレンジできる場所”、”地域の魅力を発信する場所”の３つのキーワドを決定。

これらを具現化する場所として再スタートをきられています。

地方都市に行くと第三セクターさんが運営されている商業施設をよく見かけますが、色々な権利関係の問題もありなかなかうまく運営されている施設が少ないのが現状です。

老朽化の問題含め、今後これらの施設再生は各自治体にとって喫緊の課題になりそうですね。