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放香堂
兵庫県神戸市中央区元町通3-10-6 放香堂ビル1F
078-321-5454
9:00~18:00(L.O.17::30)
定休日:不定休
席数:26席
支払い:カード・電子マネー・QRコード決済可
駐車場:無
アクセス:JR「元町」駅西口より徒歩約4分
Instagram:https://www.instagram.com/hokodo_coffee/
HP:https://www.hokodocoffee.com/
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神戸元町にある老舗の珈琲店。
元町商店街の3丁目、お茶の放香堂の隣にあるのがこちらの珈琲店。

始まりは江戸時代。お茶の老舗が仕掛けた「新しい文化」
「放香堂」の歴史は、今から約180年前の天保年間(1830~1843年)にまで遡ります。
もともとは山城国(現在の京都府)東和束村で茶畑を開き、松平家のお抱え商人として、日本の伝統の味である宇治茶の製造・卸売りを営んでいた老舗でした。
転機が訪れたのは、神戸港の開港に伴う激動の明治時代。
明治7年(1874年)、放香堂は現在の神戸元町商店街に宇治茶の小売店を開店させます。
それと同時に、海外へ日本の茶葉を輸出するビジネスをスタート。
さらに、そのルートを活かしてインドから珈琲豆を輸入するようになったのです。
当時の日本人にとって、コーヒーは未知の西洋文化。
それをいち早くお客さまに振る舞ったことで、港町神戸に「日本初の珈琲店」が誕生しました。
「日本最古」を証明する、明治時代の新聞広告と木版画
明治11年(1878年)、放香堂は讀賣新聞に「コーヒーの販売および店内での飲用自由」を謳った広告を掲載しました。
この記録こそが、ここが「日本で最古のコーヒー店」と呼ばれる最大の由来です。
その歴史的価値は高く、三省堂のカタカナ辞典や中学校の教科書にも紹介されているほど。

また、神戸市立博物館に展示されている明治15年(1882年)発刊の木版画「豪商神兵湊の魁(ごうしょうしんペイみなとのさきがけ)」には、当時の賑わう店先が生き生きと描かれています。
注目すべきは、お店に掲げられた2つの看板。そこには、
- 「宇治銘茶」
- 「印度産加琲」
という文字が躍っています。
そう、当時は「珈琲」ではなく「加琲」と書かれていたのです。
現在の店舗ロゴに「加琲」の文字が使われているのも、この歴史を大切に受け継いでいる証拠なんですね。
明治のロマンを味わうコーヒーと、茶師監修の日本茶
温故知新 ―― 古きを温ねて、新しきを知る。
宇治茶とコーヒー、2つの看板を掲げて日本の文化を牽引してきた放香堂。こちらで提供されているメニューには、その歴史とこだわりがギュッと詰まっています。

☕️ 明治の味を再現!「石臼挽きコーヒー」
通常のホットコーヒーに加え、ぜひ試していただきたいのが「明治復刻ブレンド 石臼挽きコーヒー」。
お茶の文化を持つ放香堂だからこそ、コーヒー豆を細かく挽く際にお茶の石臼の技術が活かされたのかもしれません。
当時の人々が異国情緒に胸を躍らせながら飲んだであろう、ロマン溢れる味わいを、令和の今もそのままに体験することができます。
🍵 お茶好き必見!「茶師監修の日本茶」
コーヒーだけでなく、放香堂のプロの茶師が監修する本格的な日本茶が楽しめるのも、宇治茶の老舗ならではの魅力です。
コーヒー派もお茶派も一緒に素敵な時間を過ごせます。

モーニングからランチ、スイーツまで充実
ドリンクと一緒に楽しみたい美味しいケーキはもちろんのこと、一日の始まりにぴったりなモーニングや、お腹を満たしてくれるランチなどの軽食も用意されています。
カフェタイムだけでなく、さまざまなシーンで立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
神戸を訪れた際は、ぜひ元町まで足を延ばし、日本の珈琲文化の夜明けに想いを馳せながら、特別な一杯と美味しいお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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