今月、ミント神戸B1のエムキッチンリニューアルに伴いOPENした老舗餃子店。
『ひょうたん』と言えば、味噌だれで食べる所謂「神戸餃子」の代表的なお店として1957年の創業以来、絶大な人気を誇ったお店。2020年6月に、機械の老朽化と製造責任者の高齢化を理由に惜しまれつつ閉店したが、今年2月劇的に復活。
支援したのは大阪にある飲食店支援の会社ジパングさん。
ただ当初事業承継の申し出をした際は、「自分の代で全て終わらせたい」とのことで申し出を断られたそうです。
ただその後、店主が片付けなどで店に出ていると、1日何十人もの人が、「やってるの?」とお店を訪れます。
そんな日々が続き、店主は「もう“ひょうたん”は自分だけのものじゃなく、みんなのものになっている」と感じ、店主からジパングさんへ承継の話を打診したのだとか。
実にドラマのようなお話ではないでしょうか。
その支援もあり、本町・三宮店の復活から、東山商店街、さんプラザ、板宿商店街など着々と店舗を増やされています。
閉店どころか、全国に展開していく勢いです。
愛されている名店の継承問題、恐らくこんなに順調にいくケースは稀ですが、このような素晴らしいケースが一つでも多く増えるように微力ながら支援していきたいと思います。